韓国・麗水市、天候に左右されない観光地をおすすめ…「注目」

変わりやすい天気で週末のお出かけ計画に悩む人々に朗報
大人から子どもまで、家族全員が楽しめる麗水の代表的な観光地を一挙に紹介

最近、冬から春への移り変わりの時期にあたり、麗水市が天候に影響されない旅行先を紹介し、注目を集めている。

週末のお出かけを計画していて、突然の寒波や暴雪など、変わりやすい天気に悩まされる人々にとって、役立つ情報となりそうだ。

麗水市が推薦する、家族やカップル、友人と一緒に訪れることができる冬の屋内観光地を紹介する。

■ 麗水ならではのユニークな観光地「麗水アートランド」
リゾート、カフェ、彫刻公園、アクティビティなど、さまざまな楽しみが一堂に集まった複合型遊園地。屋内にある3Dミュージアムでは、天候に左右されることなく「国内最大のテーマ型トリックアート」や「メディアトンネル」を楽しむことができ、特に子ども連れの家族に最適なスポットとなっている。

屋外では、海を背景にした彫刻公園が訪れる人々に特別な文化的散策の機会を提供している。中でも「マイダスの手」の彫刻は、ユニークなフォトスポットとして世代を問わず人気を集めている。

また、アートランド内には新たに韓国最大規模の観覧車が設置され、28日に正式オープンを前に、25日から27日まで試運転が行われる予定だ。標高150メートルからは、閑麗海上国立公園の景色を一望でき、スリル満点で特別な体験が楽しめることだろう。

■ 全羅左水営の本営「鎮南館」

韓国の歴史に興味がある観光客にとって、麗水市の「鎮南館」はぜひ訪れたい必見スポットだ。鎮南館は国宝第304号に指定されており、忠武公イ・スンシン将軍が全羅座水営の本営として使用していた場所として知られている。今年、再開館を控え最終的な修復作業が進められており、観光客にも公開されている。

すぐ隣には「壬乱遺物展示館」があり、壬辰倭乱時の海戦の状況やイ・スンシン将軍の遺物を一堂に見ることができる。また、徒歩5分の距離にはイ・スンシン広場や亀船も位置している。

■ 「麗水エキスポ海洋公園」屋内観光地が結集
2012年の麗水世界博覧会後、観光客の足が絶え間なく続いている人気スポットとして、文化体育観光部と韓国観光公社が選定する「韓国観光100選」に5年連続で選ばれている。

メディアアート展示館「アルテミュージアム」や、国内2位の規模を誇る水族館「アクアプラネット」など、家族やカップル、友達と一緒に楽しめる屋内コンテンツが豊富に揃っている。

昨年12月には国立麗水海洋気象科学館が開館し、体験型の科学コンテンツを提供。家族連れの観光客から新たな注目を集めている。

■ 鍾浦海洋公園内の「ハメル展示館」
ハメル展示館は、オランダの商人ハメルが滞在していた歴史を記録した場所で、「オランダが寄贈したハメル報告書の複製本」など、さまざまな歴史的資料が展示されている。ハメルの生涯や朝鮮時代の国政運営について詳しく学ぶことができる。

また、近くにはハメル灯台や海上ケーブルカー、亀船大橋、浪漫ポチャなど、麗水を代表する名所が多く点在しており、麗水の夜の海の風情や旬の美味しい料理を楽しむことができる。

麗水市の関係者は、「天候に関係なく、さまざまな世代が楽しめるよう、歴史や文化、科学など、麗水を代表する観光地を集めました」と述べ、「家族全員で出かけても、それぞれの好みに合わせて多彩なコンテンツを楽しめると期待しています」と語った。さらに、「旅行を計画される際には、麗水で素晴らしい思い出を作っていただきたい」と付け加えた。